私の経験

3歳からピアノを習い始め、褒められるのが嬉しく楽しく通っていました。
先生はとても明るく、私がどう思っているのかなど向き合ってくださり、私がわがままを言っても優しく上達へ導いてくださいました。
おかげさまで先生の教えにより自分でも気づかないうちに楽しい曲や難しい曲など、いろんな曲に挑戦し、演奏する喜びを実感しながら上達していきました。

「将来はピアノの先生になりたい!」
と憧れを抱いたのは、ピアノ講師をしている母の背中や学校の校長先生をしていた祖父がきっかけでした。
祖父は、生徒さんから好かれ、お正月には生徒さんが自転車で祖父の家までお餅を食べに来ていました。
私が小学校の時には、「あなたのおじいちゃんに私は教えてもらったのよ」と、先生ににこやかに話してもらったとき、とても嬉しかった気持ちになったことがいまでも鮮明に記憶しています。
また、母の生徒さんにお子さんが生まれ、母にレッスンしてほしいとわざわざ遠方から通ってくださったりと、教えることと教わることの大事さを深く感じました。

高校へ進学し、数学が得意だった私は、友達に数学を教える機会がありました。
どこでわからなくなったのか考えて、友達に合った教え方を伝えていくことがとても楽しく、ここで初めて私は一対一で教える仕事に着くのが自分に合っているのではないかと思うようになりました。
とても尊敬している祖父や母の影響もあり、将来はピアノの先生になりたいという夢を抱きました。
そして音大を目指そうと思ったのは高校2年生。

思い返せば悲しいことがあった時や辛い時、ピアノを弾くとすごく癒され、心の底から音楽が好きなんだと。

新しい先生の元、音大受験に向けてレッスンに励みました。
先生の指導力はとても高く、先生の生徒さんがたはハイレベルで素敵な演奏をする方ばかりで、コンサートに行くたびにとても刺激を受けました。
音大に合格できるのか不安でしたが、先生を信じて努力することで乗り越えることができました。

大学生活では、色々な楽器の音が常に聴こえ、とても良い環境で音楽について学ぶことができ、視野が広がりました。

尊敬する先生に出会い指導していただくことにより、自分の音楽性を活かした演奏をしていくことができました。
自分の演奏に合う曲を選んでいただいたことにより、思っていたレベル以上の演奏をすることができ、自信にも繋がりました。
恩師のおかげで、自分の可能性が広がったのです。

私のいままでの経験を振り返ると、ピアノ上達していくためには「音楽が大好き♪楽しい♪」と思うことが最も大切だと思います。
この私の思いと、生徒さんの「上達したい!!」という想いを叶えていくために、一人一人に合った弾き方を見つけていき、一人一人の個性や音楽性を楽しみながら伸ばしていく演奏ができるようレッスンをして参ります。

有川寛恵